はじめに
イギリス現地企業の就職にあたり、内定受諾から勤務開始まで3か月半かかってしまいました。なぜこんなにかかったのか概略を記します。
住所証明するの大変問題
住所証明のため、以下の書類のうち2枚を提出(ただし、同種2枚(e.g. Bank Statement2枚)は不可)することを求められましたが、以下のような理由でそれぞれ入手困難で超苦労しました。結局はBank StatementとProvisional Driving Licenceを提出しましたが、これらを用意し、提出するまで1か月ほどかかってしまいました。
- Credit Card Statement
- イギリスのクレカ持ってない。
- Utility Bill
- シェアハウスに住んでいるのでない。
- Council tax notice
- 同上
- An entitlement document from the government
- 引っ越したばかりで、ほとんどのレターは以前の住所宛だったため住所証明に使えないものばかりだった。
- Bank Account Opening Letter
- 某銀行の口座のOpening Letterを提出したら、レターヘッドがないからダメですと断られた。
- Driving Licence
- 日本の免許証からの書き換えは時間かかりそうだし、こっちで新しく取るのも論外だし....と選択肢から外していたが、英国人の友達との会話のなかで、仮免(Provisional driving licence)が申請するだけで取れることを知る!大急ぎで申請し、これを提出した。この取得に2~3週間かかった。
- Bank Statement
- オンラインバンクの口座しかもっていなかったが、オンラインバンクのStatementは受け付けないと言われた。急いで実店舗のある銀行に口座開設しに行き、そのBank Statementを提出した。
雇用証明するの大変問題
前職の雇用証明として、P60s/P45s(たぶんイギリス版源泉徴収票)か、Pay Slipか、給与振り込みが確認できるBank Statementの提出を求められました。わたしの前職は日本なので、P60s/P45sは手に入らず、英語の退職証明書(職種や雇用期間等記載してある、前職場発行のもの)、日本語の給与明細と銀行取引明細の3点を提出しましたが、すべてリジェクトされました。
このため最終的に、バックグラウンドチェック会社から前職場に直接連絡をとる必要がある、と言われましたが、前職場は英語を話す社員が限られている職場だったので、事情を説明し、電話ではなくメールでの連絡をお願いし、前職場の方にもご協力いただきながら、なんとか完了しました。
タイムライン
- 2023/10末
- オファー受諾。
- 2023/11頭
- バックグランドチェックのためのフォームに諸々情報記入したり(CVの再入力みたいな感じ)、各種証明書を提出したり。
- 2023/11中旬~下旬
- ↑で提出していた住所証明書類が2枚とも無効のため、再提出を求められ、Bank Statementと、Provisional driving licence を提出。
- 2023/12頭
- 以下の追加書類提出しなさいのご連絡。
- 前職の雇用証明:P60s/P45sか、Pay Slipか給与振り込みが確認できるBank Statement
- 学校の在籍証明:最近卒業した大学院のもの
- キャラクターリファレンス:3年以上知り合いで今一緒に住んでいない人
- 以下の追加書類提出しなさいのご連絡。
- 2023/12中旬
- 上記求められた書類のうち、ほぼ書類全部提出。
- 前職の雇用証明:英語で発行してもらった退職証明書、日本語の給与明細と銀行口座明細
- 学校の在籍証明:大学院のDegree Verification Letter
- キャラクターリファレンス:友人の連絡先
- 上記求められた書類のうち、ほぼ書類全部提出。
- 2023/01下旬
- 前職の雇用証明について、上記提出書類で確認が取れなかったため、スクリーニング会社から前職に直接連絡したい旨の連絡を受けた。前職に対応お願いの連絡をした後、メール連絡を許可。
- 2023/02頭
- バックグラウンドチェック完了のお知らせ。
- 2023/02中旬
- 勤務開始。
おわりです
はじめてイギリスでバックグラウンドチェックに挑む予定のある方は、ぜひ早めにprovisional driver's licenceの取得と、現地の銀行口座開設を済ませることをお勧めします!頑張ってください~~。