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大学院留学にてよく使っているデジタルツール

はじめに

大学院生活のベストフレンドはなんといってもパソコンです。大学院生としての日々をなんとか乗り切らせてくれているデジタルツールさんたちのご紹介します。&私が知らないやつあればおすすめしてください!という記事です。

紹介順はまじの不同です。眠いので、思いついた順に書いてます(現在時刻AM2:24)。

なお、こちら、留学 Advent Calendar 2022の21日目です。企画ありがとうございます!

論文管理ツール:paperpile

ウェブベースドな論文管理ツールです。論文管理ツールこれしか使ったことがないので、いいのか悪いのかわかんないのですが、どなたかがTwitterでおすすめしてて使い始めました。なのでいいんだと思います(笑)

とりあえず、ブラウザの拡張機能としてインストールし、リファレンスのページでPaperpileボタンを押すと、論文情報を自動的に検知?してくれます。追加する(「Add to Paperpile」)を押したら、検知した情報をもとに勝手にタイトルや筆者名などの情報整理して、ライブラリに格納してくれます。

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特に気に入っているのが、サイテーションをとっても楽にしてくれる、google docsとの連携機能です!ドキュメント内でctl+alt+pすると、下のような検索窓が立ち上がって、私のpaperpileライブラリのなかから文献を検索させてくれます。

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で、あとはenter押すだけで、インテキストサイテーションしてくれる!

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そして、Format citationsを押すと、

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きゃ~~!勝手にレファレンスリスト生成してくれる!!天才!

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翻訳お助けツール①:Shaper

続いては、翻訳ツールです!すべて英語で読んだほうがいいのはわかっているのですが、疲れちゃう日があるので、内容の理解と精神の安定を最優先に、必要に応じて翻訳ツールも使っています。

論文PDFを翻訳したい時、そのまま文章をコピペしようとすると、不要なスペースや改行が含まれてしまうことがあります。ここで、役立つのがShaperさんです。この不要な改行やスペースを取り除いてくれます。

論文PDFのテキストをコピーしたもの(不要スペースや改行が入っている)をShaperにペーストしてみる(画像上半分)と、改行やスペースを除いて出力してくれました(画像下半分)。このまま「DeepLで翻訳」を押せば、きちんと翻訳されてくれます。

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翻訳お助けツール②:Readable

上と同じようなツールですが、私はこっちのほうがお気に入りでよく使ってます。もともとは、英文PDFを、レイアウトそのまま日本語PDFにするためのツールですが、日本語PDF不要で翻訳だけしたい場合にも使えます。

上記サイトで英文PDFをアップロードし、「DeepLを開く」ボタンを押下すると、以下のようなDeepLの画面が開きます。Shaper同様、余分なスペース等を取り除いて翻訳結果が表示されます。これをReadableでは、ファイルを投げ込むだけでいいので便利。まだ、元ファイルでレイアウト的に区切れているところにハイフンで区切り線が入るため、翻訳後の文が読みやすい。

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PDF書き込みツール:DrawboardPDF (+Surface)

英国大学はとりあえずほぼすべてのreadingがpdfなので、pdf書き込みできる環境は必須な気がします。タブレットとPCの二台持ちの人がかなり多い印象です。

私はSurfaceを使ってるのですが、それもまあまあ快適なので、2in1 laptopsもありだと思います~。二台持てるなら二台のほうがいいと思いますが、2in1はコスパはいいですよね。とにもかくにも、ペンでPDFに書き込みできる環境があると便利だと思います。

windowsで使える無料の書き込みソフトをいくつか試してみたのですが、いちばん書き味がよかったのがこれだったので、つかっています。ぬるぬるかけて気持ちよく、透明度や太さ等細かく設定できるので使いやすい!

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論文探検ツール:Connected Papers

対象の論文に対する関連論文を探してきて、視覚的に表示してくれるサービス。

とある論文を指定したら、以下の画像のように関連論文を探してくれる。これは別に引用ツリーではないらしく、「類似性をもとに判断」しているらしい。詳しいうごきはなんなのかよくわかってないのですが、とりあえずキーワード検索以外で関連論文を探したいときに使っています。ときどき救われます。

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readingお助けツール:Bionic Reading

英語って目が滑りますよね。Bionic Readingは、文頭とかを太くするだけですごく英語読みやすくなるでしょ!?っていうリーディングテクニック。嘘っぽいですが、本当に効果あるので、以下の例をみてみてください。

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で、このリーディングテクニックをどんな文章に対しても使えるように作られたのが、上にはったリンク先のアプリです。リンクコピペのほか、ファイルアップロード、テキストフリー入力も可能です。リーディングしんどいときに、お試しあれ!子供だましみたいですが、意外と助かりますよ~~。


もしお役に立ちそうなのあれば、つかってみてください~。私が知らなさそうな便利ツールがあれば教えてください😚

 2023 haru